あんこ と おはぎ

雑学的なことや日常の悲喜こもごもなど

相性

【凸と凹】

お付き合いをする異性について、誰しも何かしらの譲れない条件のようなものがあると思います。
(因みに私は味覚が合う人です)


また先日、お付き合いをする人は自分と正反対の人が良いとアドバイスをもらったことがある。。というとお嬢さんの話を聞いて私なりに感じたことを書いていきたいと思います。


良く、「価値観が同じ人」や「自分と似ている人」という条件をつける人やハウツー本も数多くありますが、それが全てというよりはそれも相手を判断する一部だと思います。
が、先程書いた「自分と正反対の人」は?という部分は
例えば物事をどうしてもネガディブに受け取りがちな習慣のある人が自分と同じ価値観の人と付き合うと、二人に何か起きた時や、どちらか一方に何かマイナスな事柄が起きた時にどちらもネガティブなので、どんどん二人とも気持ちやモチベーションが落ちていく一方。。
という事になりがちです。
そういう意味では、考え方がポジティブな相手が一緒にいると、別の角度から物事を見ることができるきっかけになったり、明るく振る舞う相手があちこち連れて行ってくれたおかげで必要以上に落ち込まずに済む。
なんて事もあるかもしれません。
勿論、悩んでいる本人からすればものすごくおおごとだったりするので、なんでそんなに能天気に振る舞えるんだろう?
と頭にくる場合も時にはあるとは思いますが、ネガティブな考えに陥る人は往々にしてそこまで落ち込まなくても。。という地点まで落ち込みすぎる傾向の方が多いので、それを防止するには正反対のタイプの人がそばにいてくれるのは良いことではないだろうか?と私自身は感じます。


勿論全くの正反対のタイプだとずっと一緒に過ごすのが苦痛になる場合も勿論ありますが、例えばお互いに一人の時間や趣味の時間は別で、二人の共通の部分を一緒に過ごす。。とかそういうお互いに一人の部分も充実させて、その上で二人の時間を更に充実させると、より楽しい時間が共有できるかもしれないですね。


ここで、肝心なのは私個人の感想ですが「押し付けない」ことではないかと思います。
例えば自分では絶対に見ないジャンルの映画でもお互いにオススメの映画が実はあって、それを見る前から批判するのではなくて、とりあえず見てみる。
で、肌に合えばそれは今まで知らなかった新しい世界に踏み入れる良い機会になりますし、やっぱり自分には合わないジャンルだった。。ということであれば、そのジャンルは相手の趣味の一つとして、相手のみで楽しんでもらう。
という事にすれば良いのではないか?
と思うのです。
もう一つのポイントとしては、自分が理解できない相手の趣味やジャンルについて「批判しない」ことではないでしょうか?
例えば女性からすれば男性のコレクター気質や、漫画熱や、アクション好きなどが理解できない。。なんて人もいますが、それは裏を返せば男性だって女性のメイク用品や、ブランド物のコレクション気質や、アイドルや美形俳優を追いかける心理や、コテコテのラブロマンスに共感できなかったりします。
その時にお互いが相手の趣味の理解できないジャンルをよく知りもしないで批判する事が割とあるように思いますが、
そんなよく知らない人に自分の好きなことを批判されればそれはみんな嫌な気分になりますよね?


たとえ双子であっても、家族であっても100%共感できる人が居ないように、それこそ性別も生活してきた習慣も全て違う人がそれを理解できる可能性はかなり低いと思います。


学生なんかの頃は毎日いつでも一緒に過ごすのが割と当たり前だったりしますが、年齢を重ねていくに連れ、別々に過ごす時間の方が圧倒的に多くなります。
その時にどれだけ充実して楽しい時間を共有できるか?はやはりその人個人がいかに自分の中に楽しめる一人の充実した時間を紡いできているか?によると私は思います。


なので、凸凹がぴったり当てはまるように、お互いに相反する部分もお互いにとても共感できる部分も両方があるからこそ、長く相手と楽しく過ごせていけるのではないでしょうか?


その上で自分なりに譲れない条件に相手が当てはまるのか?
をゆっくり見極めていけば良いのではないでしょうか。


焦って相手を見つける事に奔走するよりも、まず、自分の中身を充実することから始めるのも良いかもしれません。