あんこ と おはぎ

雑学的なことや日常の悲喜こもごもなど

ここに居る才能

【映画好きスキ】

実際に映画館に観に行く機会は少ない方ですが、幼き頃からTVで放映される映画や、レンタル屋さんなどの出現により映画はずっと好きなものの1つです。


好きなジャンル的にはアクションやラブコメディー、サスペンスなどが割と好きです。


後は淡々と過ぎ行く映画もかなり好きな部類に入ります。


邦画・洋画に関わらず、興味が湧いたものに関しては見る感じなので、色々な作品を目にする機会がありました。


淡々と過ぎ行く映画は、一見何も起こらず、つまらなそうに見えがちですが、淡々としている分、出演者のほんの少しの心の動きや、繊細な瞳の表情なんかも読み取ることが出来たり、静かな映画の印象でも、何かしら実は強く訴えかけるものがある場合も多々あります。


また、BGMとして流しておくにも、静かな映画だと自然と馴染む物で、邪魔にならなかったりもします。


また、過去にまた作品であっても、何度も見返すうちに、出てくる何でもない台詞に自分が救われたりする一面もあったりするので、気分転換という意味でも、自宅で映画を見るのは割とおススメです。


映画館に出向くと、勿論大画面の迫力などは自宅で観るのと桁違いに素晴らしいですが、メンタル的に弱っている時は不思議と集中力が続かず、昔見れていた映画や本や物によっては漫画でさえも読めない。。という時期もあります。


そんな時には、ただ、笑えるだけの好きなお笑い番組や、落ち着いた番組構成の軽めの番組なんかを観ると集中力が途中で途切れる前に見ることをやめたり、番組自体が短めでちゃんと見終わることが出来る場合もあります。


自宅で映画を見るメリットは、途中で止められること。
お手洗いに行ったり、何かを食べたり飲んだり、細切れにして自分のペースで観れることでしょうか。
何より、映画館でジッと集中する気力のない時に周りへの迷惑(席を立つなど)を考えると余計に具合が悪くなったりするものなので、そういう時には無理をせず、自分の好きなものを好きなタイミングで観るのが一番ストレスが溜まらないのではないかと思います。


そして、そんな風になってから少し調子が良くなった時に観れる映画館での映画はとても素晴らしいひと時になりますし、家で改めて見る見慣れた映画の中から、今まで気にした事もない台詞の一部分が、その後かけがえのない程大切な一文になったりする事もあります。


泣いたり、笑ったり、、当たり前にできる自己表現がメンタルを本格的に病むと能面のように表情さえ作れなくなる事もあるので、映画や漫画、ドラマや音楽、何の娯楽であっても、そういう状況から脱せるのはとても気持ちの良いものです。


私の大好きな映画の中でだいぶ調子が良くなってから改めて見直した映画の中の台詞がそれまでは、何ともなかったただの台詞なのに、大切な一文になった台詞があります。


「ここに居る才能」


です。この台詞を聞いた時に「ここに居る才能」を私の中で『すなわち、ここに居ても良い才能』なのかな?と思ったらなんだかとてつもなく嬉しくなった覚えがあります。


そんな風に何年も見慣れた映画であっても、いろんな発見のできる気分転換に「映画」というジャンルも入れておいてあげてください。