【自己破産の副産物】
自己破産の手続きや内容そのものについては以前記事に致しましたが、自己破産後に予想だにしない副産物がある事を経験したので、今日はそちらを書こうと思います。
私が自己破産手続きを終えて2週間〜1ヶ月程経った頃に、一度も利用した事もないよく知らない業者から宛名が手書きの茶封筒の封書が送られてきました。
念の為中を確認してみると「自己破産や、生活保護などで賃貸契約がスムーズに出来ない方向けサービスのご案内」というなんともデリケートであまり口外していない事柄を何故か一度も利用した事のない業者から、しかも私の住所自体も限られた人にしか教えていない状態なのに届いた郵便物で大変驚きました。
ただ、この時代「情報漏洩」なんていくらでも起こりうる事例なので、どっかからそのような情報が流れるシステムでもあるのかなぁ??とも思ったものの、少し気持ち悪い郵便物に感じられたので、担当だった弁護士さんに問い合わせてみたところ、どうやら自己破産をした人の情報が集まる「信用者情報」に載ったブラックリストはそういう人をターゲットにしたサービス展開をしている不動産的な業者に自動的に流れる仕組みになっているらしく、殆どの自己破産をした人の住居へそのような郵便物が一定期間は届いてしまう。
というお返事でした。
多分、担当の弁護士さんからすれば日常茶飯事の事でしょうから、特に手続き前や手続き後にそのようなお話も聞いていなかったので、イキナリそのような郵便物が彼方此方のしかも一度も利用した事のない業者から届く現象はかなり不安になる事例でしたが、原因が分かれば無視していればそのうちにそのような郵便物も届かなくなるという事も知れたので、私の気持ちの方も落ち着き、特に気にならなくなりました。
今後、自己破産を考えている方は、破産申立が終了し、全て終わった!!
と感じてホッとした頃にこのような郵便物が届く事を知っておくと、不安が減って良いかもしれませんね。