あんこ と おはぎ

雑学的なことや日常の悲喜こもごもなど

彩りと光

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出会った頃の僕達は
まだ、互いを知らなくて
真紅に燃えるようにお互いがお互いに
見つけやすいように発光して、衝突したり、勘違いしたり、怒りの赤や、愛情の紅や、様々な彩の光を発していたね


月日を重ねて、柔らかな
でも、どこか冷たいオレンジや黄色や、青みがかった黄緑や
お互いの感情を探り合い、様子を伺い、そして、今点っている明かりを消さないように様々なお互いを思い合う柔らかな彩りを纏ってお互いに接していたね


今、僕達は
また彩の光を重ねた色を繋ぎながらお互いに発光し合うのか、それとも、全ての色を出し尽くして白い光のまま、新しい色を発する事の出来る人を探しに出かけるのか


それとも、真っ白な光に戻った2人で2人の色を作って様々な彩りを新たに纏えるように歩いていくのか


そんな帰路に立っている


君は、これからどんな色を
彩りを纏って歩いていくのかな


そこに、私の新しい色が混ざって2人の新しい彩りは生まれるのかな


どんな色になろうとも、どんな彩りになったとしても、自分の色と2人で作った色を愛せるように


そして、新しい色を楽しめるように


何より君が心から幸せを感じる色を
君が満足のいく彩りを発光出来ることを
僕は祈っているよ


例え、僕達がお互いの光の色を見える場所に居られなくなっても


きっと君の光は
君の発する彩りは
きっと誰かの心を温めて
きっと誰かの傷を癒して
そして、誰かが生きていく燈と
繋がるはずだから