君が全身全霊で注いでくれる愛情で
掌の役目に気がついた
私が手を伸ばしたら
きっとその手は自分を撫でてくれる
温かな掌だと疑わずに頭を差し出してくれる
そんな君の迷わぬ気持ちで
私を何よりも、誰よりも信じてくれる
その瞳で
私の掌は
物を壊すことでも
誰かを傷つけることでも
自分自身を傷つける為でもなくて
きっと、誰かと手を繋いだり
いつか、誰かを温めたり
そして、何かを創りだしたり
最後に君を撫でて
私からの愛を注ぎ
君の愛を受け取る為に
そして、これから私の掌は
何を創りだしていけるだろう
君の愛を疑わずに受け取れるだろう
私の愛を君にいつまでも注いでいけるように
自分を温めて
抱きしめて
自分の掌の可能性に
君と一緒に期待しながら
これからも