あんこ と おはぎ

雑学的なことや日常の悲喜こもごもなど

今年の毒は今年のうちに

2020年も、私らしく色んな事があった。

18年チームとして組んでいた主治医を離れたり、心の故郷を作ってくれたコミュニティを離れたり。様々な自分なりに決断した別れもあるし、逆に色々と新たなスタートを切った事も多々あるし、新たなスタートを切った事による新たな繋がり、新たな活動、新たな人脈も増えた。

 

そして、私の内面的な部分で新しい人脈から興味深い話を聞くことができたり。

様々なこれまでも興味のあった方面から新しい刺激をもらえたり。

 

沢山の事柄を吸収できた一年でもあり、そして私から周りへ様々な事柄をアウトプットできた一年でもあったと思う。

 

一番興味深かったのは、ここ最近ずっとテーマにあった周りの人達から言われる私の

「母性」と「包容力」と「人をダメにしてしまう」能力だ(能力と言って良いのか?は不明だけど)

の、謎が解けたのが凄く良かった。

 

前回の記事にも書いた通り、私は幼い頃から親からのレスポンスが一切ない状態で育ったので、そもそも「相手から何かしらのレスポンスを貰える事が奇跡」位に価値観がぶっ壊れていて、だからこそ、誰かに何かをしても見返りを貰えるとはなから思わずに「したい事をしたい相手にしているだけ」という私の行動が相手からすると「母が子に送る無償の愛」そのものらしいという事には気づけたものの。

昔からメンタル病み気味の男女問わず友達に

「貴方の母性は甘えたい人間からすると、例え人混みの中に貴方が居ても、真夜中の田舎にポツンとあるコンビニくらいに光り輝いて見える」という言葉だ。

 

普通に歩いてて「光り輝いて見える!?!?」

なんじゃそりゃ?である。

これには、長年チームを組んでいる心理士さんも、主治医も頭を抱えていて、どうにも理解不能だったのだが、この間やっと分かった。

 

全く別のベクトルで仕事先で出逢った人が

一眼私を見るなり「あ!!!君は!君は!ダメだっ!!」と、突然顔を真っ赤にしてまるで初々しい中学生男子が本気で好きな片想いしている女子に取る様な態度になった。。

 

一瞬「え、この人大丈夫??」って思ったけど笑

私はいつも通り接客を続けてると。

その人はこう言った。

「君は『甘えたい願望』の強い人間の『甘えられる人』の思想全部が詰まった様な外観をしている」

「その君が甘やかしてくれたら一般の人間は、すぐにダメになる」

「逆にIQの高い人間は君を怖がるだろう」

と、教えてくれた。

 

どうやらその人は脳神経学と、心理学の研究をしていた人らしい。

確かに心理学の専門用語やら哲学的な用語が会話の中に山ほど出てきた。

し、心当たりのあることばかりだった。

 

長年チームを組んでいた主治医と心理士さんは

私に対して「甘える対象」としての視点から見る事は無かったので、当たり前だけど、私のその甘えられる母性が外側に滲み出てる事も、光り輝いている事も認識出来ないわけだ。

だって、彼らにとって私はチームの一員で絶対に甘える対象にはならないから。

そして、最初から最後まで「甘えられる人」ではお互いにないから。

 

そして、過去に付き合ったパートナーや、友人達は余程本人の意思が堅い人でないかぎり、スピード感は、それぞれ違うけれど、どんなに気をつけていても、結果的に私は彼らの「ダメ」な部分を引きだしてしまっていた。

それはきっと彼らに「無償の愛」を降り注いでしまったから。

 

健康な人間関係は、ギブ&テイクお互いに、得るものがある関係が健康的な人間関係なのに、私だけそれをどがえししてしまっている、愛の大きさと熱量が周りと違って飛び抜けておかしい。

そりゃー、愛され慣れてない人でもどんどん麻痺してしまって、壊れてしまう。

 

そして、逆を言えば「常に誰かに愛されたい」「誰かに必要とされたい」という人達からすると、その過去の友達が言ってくれた様に、夜中のコンビニみたいに光り輝いて見えてしまうのだろう(それは、どこをどう直したらいいのか?なんて分からないし私はいつも私だ)

という事がやっと理解できた。

 

で、一番人に自分の心理を読まれない様にするにはどうするか知ってる?と聞かれて「知らない」と答えると。

「いつも、自分に素直でいる事」「表も裏も作らない事」だそうで、それは、ハッキリ言って今現在の私そのものやないかい!と笑ってしまった。

 

最早、守るものも、守られるものも無い私の状態で嘘をつく意味もなく、表面を繕う意味も勿論ない。

私の経験した事で役に立つ事柄があるならいくらでもどうぞ、お役立て下さい。

 

私が死んだ後に私の持っている物で欲しいものがあるなら、どうぞ、好きなだけ持っていってください。

 

な、人間に表も裏もない。

むしろ、人に好かれようと気遣う事をしなくなった私はきっと今までの人生の中で一番自分らしく、そして、一切嘘偽りのない私だ。

 

そのお客様は言った。

「君は多分過去に物凄く悲しい思いをした上で今のその笑顔が作れているだろう?」

「そういう人はね、過去を克服した。のではないんだよ?」「そういう人はね、最早一般の人を超越した心理と考え方うーんと、分かりやすく言うと魂のレベルが超越しちゃってるんだ」

と言われた。

嘘とも誠とも言えないそのお客様の言葉に私はとても報われる思いを感じた。

 

だからこそ、『甘えたい願望』の強い人は、君の外観を見ただけで「この人は甘えさせてくれる人だ!」って本能的に分かってしまうだろうし。

逆にIQの高い『甘えたい願望』の強い人はきっと最初君を怖がる。

 

そして、君は人見知りをしないだろう?

余程「この人はヤバいなー」と思う人以外

例えば「ヤ○ザ屋」さんみたいな人でも、もんもん背負ってる人を見てもなんとも思わないだろ?とそのお客様は言い当てた。

まだ、お会いして5分も経っていないのに。。

そう、私は生まれてこの方一度も人見知りをした時期がない。

赤ちゃんの頃もだ。

ただの一度もない。

強面の人だとしてもその人の瞳の表情と、その人自身から紡ぎ出される言葉を例え文字だけのやりとりであっても、その人の脳味噌が駆け巡って、出したその言葉を聞かない限りは、その人に対して「こういう人なんだろうなあ」という勝手なイメージ付けはしない。

そして、その人の言葉を聞いてからその人との今後の関係性を繋げていくのか、切り離していくのか?もしくは、表面上だけにとどまるのか?深いところまで付き合うのか?

が、切り替わっていく。

 

そして、このふにゃふにゃの見た目とぼんやりした話し方で、まあ、まず、人様に怖がられる事はない。

舐められる事はあるし、ぶりっ子に間違えられて一言も喋ったことのない女子に謎に全力で嫌われたりする事はあるけど、殆どの人にまず初対面で私を怖がる人はまー、いない。

ここ最近、たった一人だけ。

「おや、珍しく私を物凄い勢いで警戒しているな」って人は約1名居る。

実際に会って普通にお話ししているだけなのに、ここまで警戒心剥き出しに接する人久しぶりに会ったなーって思ってたけど、そのお客様の話しで合点がいった。

きっとその人はIQがとてつもなく高い。

それは、このお客様に出会う前からずっと感じていた事なので。

(その人の頭の回転が物凄い速い人だという所に関して)

多分、そういう意味では、私はその人からすると得体の知れない、裏が読めない怖い相手なんだろうな。。と、やっと色々とこんがらがっていた紐が突如するすると、解けたかの様に、分かった一年でした。

 

家族関係については、相変わらず

父の癌治療について、あれやこれや、母から色んな闇を突きつけられて、だいぶ色んな自分の手当てには慣れていた私でもそれなりに手こずった一年でしたが、それでも生きる事の喜びを沢山知り、43年間生きてきた中で「もう、初体験なんてないだろな」と思っていた私が初体験の連続の一年で、本当に周りに感謝しかない一年だった。

 

自分なりにも割と充実していた一年の様に思う。

 

来年は一体どんな、自分の新たな一面が見られるのだろうか?

 

再来年45歳になる時は誰と一緒に年を越しているのか?

それこそ、私自身生きてるんだか、死んでるんだか?も分からないけれど笑

 

だからこそ、いつ死んでも良い様に「今」を思い切り楽しみたい!

と、思いつつ。

 

この投稿を2020年最後の投稿とする。

 

本当に気紛れなる更新ですが笑

来年2021年も、どうぞ宜しくお願い致します

m(_ _)m