あんこ と おはぎ

雑学的なことや日常の悲喜こもごもなど

爆笑した20周年

気付くと、27歳で担当についてくれたカウンセラーさんと、20周年を迎えていた私です。

2023年も私らしく足早に過ぎ、あっという間に2024年がやってきて、無事に47歳を迎え、私のメンタルはいつも通り安定していますが、メンテナンスと言うよりも、過去幼少期からの自身の親との関係性を今だから笑って話せるので、どんどん深堀りしてカウンセラーさんと分析して研究材料にしちゃおうぜ!的なのもあって、ここ多分5~6年は1~2ヶ月に数回オンラインカウンセリングを受けて、過去の私の状況と、現在の私の状況を分析して、親(特に母親)との関係性や私と母親の性格の違いや、なんでネグレクトが遺伝してしまいがちなのか?なんかを深堀りするセッションをしていますが、本当に、有難いことに、私の場合は今のカウンセラーさんに出会ってカウンセラーさんの勤務先も変わったりしたものの、お互いにとても相性が良いので、そのまま移動して、お付き合いが20年続いたのもあり、今だから話せる話などもあるのですが、出会った頃の私が27歳の頃は私が流産と離婚をしてメンタル崩壊後相性の悪いメンタルクリニックで必要のない薬を大量処方されて更に悪化して、1度措置入院された後転院先の、当時通っていた小さなクリニックでは手の施し様がない(というか、開院したての若い先生が気弱で、鬱になりかけてた)という事で、とりあえず別の入院施設のある病院に入院してみよう!ってんで見つけた先の病院のカウンセラーさんという出会いで発症から約2年で一番私の病が荒みきってた本当に荒み切ってたし、ここから約後2~3年はMAXでまっ暗闇の漆黒のどうしようも無く酷い時期、とりあえずこの後4回はICUに担ぎ込まれる位の事をやらかしていた時期を何とか乗り越えさせてくれた、有難いメンタルを支えてくれた医療チームである。

 

んで、当時の話をして、タイトルの爆笑の20周年

当時、私はメンタルの治療をするなら包み隠さず全てをさらけ出さねば意味が無い、見てわかる病気(骨折とか)では無いのだから、とにかく心の中の膿を全て出すんだ!位の気持ちでカウンセリングにもメンタルの主治医の診察にも臨んでいたのだけど、その時に家庭環境も勿論当たり前に、当時の状況そのままにお伝えしていた。

我が家の親は、それなりに稼いでいて、凄いお金持ちって訳ではないけど、多分まあまあに稼ぎは良く、サラリーマンの営業の仕事をしていた父は栄転コースで、単身赴任をしていて、赴任先の支店長をしていたが、浪費家なので、残された私達は割とカツカツの生活をしていた的な会話をしていたのだけど、両親自体は多分そこまで、貧乏という訳ではなく、2人ともハイブランドではないけど、そこそこのブランド物をお揃いで買って密かなペアルックを楽しんだり、それなりに仲睦まじい夫婦生活を楽しんでいたりもしていたが、本当に単純に「子供」に興味が残念ながら無い親だった。というだけなのと、蝶よ花よと姫状態で育てられた母と、目に入れても痛くないまるで一国のワガママ王子の様に育てられた父の間に生まれてしまった長女の私の育て方が分からなすぎた母が、色々と母性にも目覚めなくって本当に扱いに困って、バッキバキに厳しくできそうな所は厳しくし過ぎたものの、離しちゃ行けない所を思いっきり放して育てちゃったもんだから、25歳の頃にそれ迄は何とかかんとか鈍感に育ってしまって自らが抱える闇という名の溜まりに溜まった膿の塊に気付かずに居たんだけれども、ストレスが大きすぎで、ある日突然大爆発が起きて、ぜーーーんぶが、吹き飛んで、私はゼロになって病気になったのだけども、、

カウンセラーさんは、そのソコソコ裕福な家庭のお話が、実は鬱病患者さんにありがちな、虚言(患者さんの中の理想の家庭のお話)だと初期の頃は思っていたそうだ 

と言うのを先日のセッションで初めて聞いて大爆笑した。

 

その頃、何度かICUに入る事件があり、ICUに入る→その後措置入院が当然発生するので、その際に1度だけ両親揃って、仕方なく病院に来た事があったのだが、その時遠くから担当カウンセラーさんも、我が家の両親を見に来たそうなのだ、、その時に初めて「本当に割といいスーツを着た、本当にちゃんとしたご家庭のお金に困ったとは到底思えないご夫婦」がそこには立っていて、今までカナコさんが言ってたのが真実で、これは、本気で子供に興味のない、本当にドラマとかで目にしてた、お金持ちの親が子供に興味持たない、冷たい家庭で育ったネグレクトで子供の情緒ぐちゃぐちゃになって育ったやつ!!!!

と、衝撃を受けたらしい

 

と、言うかそれを聞いて私が思ったのは、どうやらドラマで描かれているお金持ちで子供に本気で興味持たなくて云々かんぬんのネグレクトって物凄く多いようでそこまででも無いから、ドラマとかで描かれんのかね?とちょっと改めて思ったりもする、、まあ、もしかしたらそこら辺を持て余してるお金である程度埋められるのかも?だけど、我が家の親みたいに、湯水の如くお金持ちじゃなくて、中流家庭が一番めんどくさいのかもしれない。

 

で、それをカウンセリングを受け始めて20年経過して始めて告白されて、もうね、爆笑しましたね。

 

あと、多分確かに私が入院した当時やっぱり、入院先で、出会った子達は本当に悲しいかなシングルマザー家庭で育って本当に経済的に苦しい家庭だったり、ご両親揃ってるけどご両親共未成年で結婚なさっていて、やっぱり経済的に困ってらっしゃるご家庭で育った子が多かったのも事実。

なのと、その子達の語る内容に虚言癖が多いのもこれまた、本当に事実。

 

そして、我が家の親は周りから見たら完璧な親な訳です。

人当たりは柔らかいし、ちゃんとした親だし、何に不満があるの?と思うだろうな、、っていう。

要はめちゃくちゃ人あたりの良い、外面完璧な親。

 

でも、子供に一切興味が無い親。

多分、幼少期の私の情緒えげつない程不安定だったろうねって、カウンセラーさんと大盛り上がり。

そらぁ、親と一緒に住んでる3歳から、別に暴力的な虐待を受けてる訳でもないのに「お家に帰りたい」と謎に思うわけです。

お家にいるのに。隣に親が寝ているのに。

そこら辺を、死ぬまでに深堀りして、分析して、その資料を今後のメンタルヘルスの世界で色んな人達の健康に役立てて貰えたらなぁと、そして同じように、歳とった時に爆笑出来るくらいまでになれたら、本当、楽しいよーって。

そういう意味では、あと13年くらいは心理学としては、ワクワクがまだまだ残っていて、生きるの楽しみで仕方ないですね。

 

今年も3月も半ばに差し掛かってきて、花粉様が毎年恒例の猛威を奮ってますが、私は今年もマイペースに低空飛行ながら、元気に生きてます。