あんこ と おはぎ

雑学的なことや日常の悲喜こもごもなど

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

シンボルツリーの代わりに猫神様と

2年後。2022年の夏。 45歳の夏に私は離婚して20年が経過する。 離婚と、流産をした後にメンタル崩壊して、一つずつ全部創り治していって、メンタルの健康を5年前位に取り戻して、後2年で20年が経つ。 自分でも「もう、昔の事だし。笑い話くらい」と思ってて(…

時は流れゆく

先月、私はとてつもなく卑怯な手を使って 一つのコミュニティから離れることにした。 そのコミュニティを嫌いになったから? その中の誰かが気に入らなかったから? そんな事は実は微塵もなくて。 今でも、私にとってはとても大切で、尊敬している、大切なコ…

事実は小説よりも奇なり

人生は不思議だ。 久しぶりに会った、ちゃんと働くことの出来る 私より歳下の友達が治療方法のない難病で余命2年だとか。 恩師の人が昔からタバコを吸っても居ないのに肺癌になった後に、何度かの局面を乗り越えても尚、腫瘍が出来て手術を繰り返して居ると…

リップスティック

出会った頃の私達はまだ、色付きリップを塗るか塗らないか位に大人と子供の狭間で 幼くて、何処か大人であざとく自身の子供部分を活かして大人達を欺いたり幼く見えるクラスメイト逹をまるで「自分は大人だから」とでも言うように冷めた目で傍観していたね。…

愛という名の遺産

気付いたのは「きみ」がこの世に居なくなった2年後の事だった。 あの頃の僕はいつも「きみ」に「きみはただここにすわっていて。僕が見張っていてあげるから」と、言ってまるで自分が勇者か何かに でもなったかの様に、得意げに。そして、少し偉そうに、毎日…

タチカワの女たち

君が「慣れない」と言っていた「タチカワの女たち」は 様々な光を持っていて キラキラと強い輝きを発光するもの燈の様に優しく光るもの蝋燭の炎のように包み込んでくれるもの灯台のように見失わないように「そこ」に存在してくれているもの 「タチカワ」出身…

君が全身全霊で注いでくれる愛情で掌の役目に気がついた 私が手を伸ばしたらきっとその手は自分を撫でてくれる温かな掌だと疑わずに頭を差し出してくれるそんな君の迷わぬ気持ちで私を何よりも、誰よりも信じてくれるその瞳で 私の掌は 物を壊すことでも誰か…

彩りと光

出会った頃の僕達はまだ、互いを知らなくて真紅に燃えるようにお互いがお互いに見つけやすいように発光して、衝突したり、勘違いしたり、怒りの赤や、愛情の紅や、様々な彩の光を発していたね 月日を重ねて、柔らかなでも、どこか冷たいオレンジや黄色や、青…

水瓶 episode Ⅱ

誰かの傷を癒したくて誰かの役に立ちたいと思って自分では無い誰かが苦しい時悲しい時辛い時そんな時々に癒せるような存在でありたいと願っていた私は乾いた喉を潤せるような水瓶の様な存在でありたいと思っていた私は 水瓶にはなれなかった。誰かの役に立ち…

リンク

タイプが全然違っていても趣味が全く合わなくても並んで歩いているのが不思議なくらいに世界観が違っていても それでも、僕たちはリンクする。永遠に友達。大切な友達。 嫌な事も、悲しい事も、辛い事もそして、耳が痛くなるような言葉も君の言葉だから受け…

最後の買い物

最後の買い物 何を買おう?綺麗な洋服匂いの好きな香水試してみたかったメイク用品? 何を買おう?温かく包んでくれる毛布寝心地の良いベッド清潔で肌触りの良いシーツ? 何を買おう?時間を買って空間を買ってお料理を買って自分の大切な人達を全員ご招待し…

姉妹語

仲良く身を寄せ合いながら一緒に育った姉妹の私達。 それぞれの人生を歩んで、今は離れた場所で自らの人生を進めている。 幼い頃母に言われて繋ぐ癖のついた貴方の小さな、でも力強く握りかえしてくれる掌の温もり。親には分からない姉妹語で話した事もあっ…

対話のボラード

初めて君に出逢えた時、僕は3秒で「君」という名の恋に落ちた。 君と誰よりも長く、これからの自分の人生の時間を一緒に過ごしたくて、こんな言葉を最初に言ったね。 「僕はとても鈍感な人間なんだ。きっと君が怒っていたり、哀しんでいたり、苦しんでいたり…

風の吹く場所

その場所は、繊細に風の音を感じる細やかな風の向きを知らせてくれる場所 その風が、追い風なのかはたまた、向かい風なのかそれとも、自分が向きを変えれば風の色は変わるのか 誰にも平等に街全体に吹く風 風の音色を奏でるこの場所は皆に平等に吹く風の音色…

地中から世界へ

僕たちはバラバラだそれでも固い絆で結ばれている 君は毛むくじゃらだし僕には尻尾も牙も立派な爪もない「僕たちは家族なんだ」と言っても誰も信じてくれないかもしれない それでも僕たちの絆は本物だそれはきっと同種の家族よりもずっと固い信頼と絆で結ば…

水瓶

いつもは気づかれないけれどいつでも水をたたえている。 たまたま、通りがかった旅人や自分でも気づかないうちにたくさんの傷を負った兵士や喉を枯らしている動物達に 私を必要としてくれている全ての生き物に道すがらであってもフト、気づくと水を豊かにた…

石鐘

石鐘音はあんまり響かないけれどただ、1人アノヒトにだけ、僕の鐘の響きが鐘の音色が鐘の音色に乗せた僕の想いがアノヒトの耳にだけ届いてくれればいい。 雨の日の石鐘晴れの日の石鐘澄み渡る秋の日の石鐘しんしんと降る雪の日の石鐘蒸し蒸しと染み入る夏の…

ファーレ立川をテーマにした文章

先日まで、ファーレ立川の芸術作品をテーマにした文章を投稿する立川文芸部に所属し、作品を「猫」という名前で投稿させて頂いておりましたが、今回身内の介護等々の事情により、そちらの文芸部を退部する事となりましたので、文芸部に投稿していた私の作品…