初めて君に出逢えた時、僕は3秒で「君」という名の恋に落ちた。
君と誰よりも長く、これからの自分の人生の時間を一緒に過ごしたくて、こんな言葉を最初に言ったね。
「僕はとても鈍感な人間なんだ。きっと君が怒っていたり、哀しんでいたり、苦しんでいたり、不愉快に感じた事を言葉として表に出してくれないと、分からないんだ」
「だから、君が僕と一緒に居て嫌な気持ちになった時はその時に必ず僕に教えて欲しい」
君はあの時困ったように僕に微笑みかけて居たね。
長い月日を2人で重ねて、今も僕は君と居る。
君は相変わらず、はにかんでばかりで、僕は君の事をあんまり知らないし、分からない事も沢山ある。
それでも、少しずつ君が僕に君なりの言葉で君なりの行動や表現で僕に色んな事を伝えてくれるのを感じて居るよ。
僕も相変わらず鈍感で、愚直で、君を困らせてばかりで、そして心の底から君の事を愛している。
僕達が過ごしてきた月日は決して無駄ではないけれど、きっと僕達には「対話」が足りない。
僕達がこれから一緒に時を重ねていくために、例え一時的に傷つけ合ったとしても、僕は君と「対話」したいと思うんだ。
こんな事を言ったら君はきっとまた困ったようにはにかんで、何も言葉を発しないかもしれない。
今、きっと僕の中で
「恋」が「愛」に変わる時。
僕達には「対話」が必要なんだ。
「君の心の中では「恋」は芽生えて居たのかい?」
「それは「愛」に変わっていけるのかい?」
僕は君を傷付けたいわけじゃないんだ。
君は僕と「対話」してくれるかい?